ぷっくりっぷ [ぷっくり + リップ]


pukkulip.jpgコーセーの化粧品ブランド「ESPRIQUE」の2006冬の新製品「エスプリーク・プレシャス」のキャッチフレーズ(メインのコピーは「おとな。but かわいい。」)。モデルにオーストラリア出身のGemma Wardを起用して、CMでは彼女が何かをしゃべっているところの唇にピントをあわせ、そのツヤと弾力感をいやらしいまでに強調してます。

ジェマ・ワードさん、動くお人形さんですな。個人的には、黒目が小さいのがちょっと怖いな(SF映画のアンドロイド役など似合うのではないかと)・・・という印象のお顔なんですが、日本人女性としてあこがれの対象になるんでしょうかね。

唇のポジティブ表現として「ぷっくり」がアリだ、と判断した時点で勝負あったネーミングです。「ぼってり」「ぶくぶく」「ぽっこり」など、肥満のイメージの強いbやpの音ですが、こと粘膜部分の形容となると途端にセクシーになってしまう。

「タッタタッタ(ザ・たっちの「ちょっとちょっと」と同じだ)」のリズムもよく、誤聴の危険性もなし。非常にすぐれた日本語リエゾンです。

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