ビスコトバ [ビスコ + コトバ(言葉)]


箱売りのビスコの裏面に、こんなもの。

ビスコのパッケージ

「ボタンがとれた」・・・?

よくみると「モールス信号でつたえてみよう」と。つまりはこの点と線をモールス信号として読み解くと、

−・・ ・・ 
−・ 
・−・−・ 
・−・・ ・・ 
・・−・・ 
−−− 
−・ 

と、なる。

しかし、いまなんでモールス信号なんでしょうね。

グリコのWebサイト[ezaki-glico.net]を見ても、ビスコのページはあってもビスコトバの説明はない。調べてみると、やはり無線な方々[jh3ykv.rgr.jp]が注目している。

モールス信号以外にも、手旗信号のパターン[tmkhys.exblog.jp]もあるみたい。携帯メール全盛の時代に、あえてレトロな通信手段の存在を子どもに教えておきたいという企画担当者の思い入れがあったんですかね。

さて、日本語リエゾンとしての解読です。「掛詞(かけことば)」「売り言葉に買い言葉」など、「○○コトバ」という単語は耳慣れているもので、この「ビスコトバ」には「ビス(木ねじ) + コトバ」と分解されてしまう可能性が高いですね。なんか、大工さんの専門用語かなにかと勘違いしそう。残念ながらあまりこなれたリエゾンではありません。

無理に「ビスコ + とば」とすると、甘くて洋風のビスコと、鮭とば(鮭の干物)がいっしょになって、わけがわからない。

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