愛・地球博 [愛知 + 地球博]


2005年3月25日から9月25日に愛知県で開催されている2005年日本国際博覧会のこと。日本での国際博覧会の開催は、1970年の大阪万博以来のことである。その記念すべき万博がリエゾンネーミング(「愛・地球博」という名称は日本でしか使えないらしい、というか日本でしか通じない)であることを喜ぶべし。

いまさら万博でもないんじゃない?という事前盛り上がりの低さと、開幕時の弁当持ち込み禁止令を小泉首相のコメントひとつで撤回[sponichi.co.jp]してしまったこと(ゴミの総量が増えたんじゃないだろうか)などによるイメージの悪さなどで停滞するかと思いきや、全期間入場券を持った地元リピーターが延べ入場数を底上げ[nikkei.co.jp]し、主催者側の予想を超える混雑となった。

7月には日立グループ館で待ち時間が7時間[nikkei.co.jp]にもなったが、つまりは待ち時間が余りに長すぎて見たいパビリオンが見られないからまた来よう、という循環が地元リピーターによる混雑につながっているのではないかという気もする。「国際」博覧会という割に来場者はけっこうローカル。

テーマは「自然の叡智」。ゴミ箱の分別が厳しかったり、施設に木造のものが多かったりしてエコな印象を与えているが、そもそも山を切り開いてるじゃん、というツッコミも多数。

会場をぐるっと取り囲むメインストリートには写真のような噴霧器がセットされていて、ここから霧状の水が放出されて周囲の気温を多少下げている。

噴霧器

に、しても暑い。年配の入場者も多いように見受けられたので、熱射病などで倒れる人も多いんじゃないかと心配である。

モリゾーとキッコロ[expo2005.or.jp]というゆるめのキャラクターを使い、関連グッズにもかなりのゆるさを期待したものの、会場内のショップには「○○に行ってきました」系の一般的な観光地土産しかなく、当サイト的に評価できるのは唯一近隣の藤が丘駅の商店街で「リニもなか」が発売された程度のことである。

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